2014年1月7日火曜日

htc j one HTL22 購入する前にちょっと待った!!

HTL22は2013年6月にホワイトとブラックがauから発売されたスマートフォンです。

特徴は以下のように

CPU:Qualcomm APQ8064T Snapdragon 600 クアッドコア 1.7GHz
ディスプレイ:4.7インチ Full HD 1920 x 1080 Super LCD3液晶
メインカメラ:400万画素(低画素だが画素を大きくすることによって従来のカメラより多く光が取り込めるようにした。暗所で鮮明な撮影が売り)
内蔵メモリ:2GB RAM / 32GB ROM(データ保存領域25.47GB)
サウンド:前面ステレオスピーカーHTC BoomSound、Beats Audio

他にもワンセグ(アンテナ非搭載)、オサイフ、NFC,赤外線など、防塵防水以外は一通り備わってる感じです。特に前面スピーカーとBoomSoundの相性は最高で、携帯端末とは思えない音質を楽しめます。
端末の外装はほとんどアルミで出来ており質感も良いです。

とまあなかなかのハイスペックスマホなんです。なのになのに。。。。
去年の年末知りましたがこの端末の価格は異常な速度で下落しているようで
他のキャリアからMNPでauに乗り換えると端末代一括0円+3万円~6万円キャッシュバックなんて案件がゴロゴロしてます。端末はオークションで2万円以上で取引されています。
発売から半年しか経過していないというのに!

この波に乗らないのは損だということで私も2回線MNPしました。端末カラーはホワイトとブラック1台づつ。

しかしこの端末へのなんの予備知識もないまま購入するに至った私はちと痛い目を見ました。
今回はこれからHTL22を購入しようとしている人に参考になればと淡いような恨めしいほの暗い気持ちで書き綴っていきます。
店頭で絶対チェックさせてもらってください。
端末無料に高額キャッシュバックで言いづらい面もありますが、



※追記

この記事は2014年ごろに書いた物ですが、今現在でもオークションなどで入手する際に、こういった罠があるということで参考になさってください。また、ほぼ同型で仕様の異なるM7という海外版もあります。SIMフリーでドコモやソフトバンクのSIMが使える為、現在でも盛んにオークションで取引されています。こちらも同じく紫カメラが発生しますのでご注意を。


 この端末はこれ抜きでは語れません。紫カメラ
正常なカメラ←→紫カメラ




 夜景や暗所を撮影すると写真が紫がかるという症状です。
発売当初は仕様ではないかと言われていたそうですが、HTCがこれを「不具合」として公式に認めました。

見分け方はかんたん、カメラを起動して机に伏せて置いておくだけです。数十秒経ってから症状が出る個体もあるようなので症状が出なくても30秒ほど待ったほうがいいかもしれません。

知っている人は店頭でチェックし受け取らないので必然的に知らない人に紫カメラ品は集まってきます。店員もまずは紫カメラ品をふっかけてくる可能が高いと思われます。
チェックは家じゃなくて店頭でやろう

私ですか?頂きましたよ、当然。ビシっと。紫のやつ

他にもこの端末には地雷があるのですが、写真が無いのでサラサラっと書きます

電源ボタン ボリュームボタンの陥没
電源ボタンを押した時にフカフカする物やボリュームボタンを押した際、めり込んで音量上がりっぱなしや下がりっぱなしになる個体がある。

裏蓋のズレ
普通の端末ならあまり無いことと思われますが、アルミ製と台湾製のシナジー効果でしょうか。この機種裏蓋が完全にしっかりと閉まるものはほとんど無い様です。裏蓋と本体との境界線に段差が出来てしまいます。どの程度まで許容するかの問題になってくるのでなるべく段差が少ないものを選びましょう。あとは蓋の脱着が普通に出来るかの確認。

外装のキズや塗装剥げ
新品なのに擦れた痕跡やキズ、塗装剥げが有るものがあります。私のブラックは薄い引っかき傷のようなものと、スピーカー穴の一つに接着剤のようなキラキラした取れないシミが小さく付いてました。サイドにも擦れたような痕が・・・酷いものだとスピーカーの穴が一つだけ大きくずれて開いていたりするそうです。

通話の乱れ
これは店頭での確認は無理ですが、音声通話中に相手の声が聞こえなくなるなどの不具合報告が多数挙がっているそうで、相手が固定電話の時に起こる!au同士だと起こる!など今だに原因不明。ソフトに問題があるのかハードに問題があるのかも現状では分かっていないようです。

※追記
私のリフレッシュ品も最近になって通話不良端末であることが判明しました。
症状は  普通→小→無音→普通→小→無音 と相手の声の音量が変化する症状です。
相手は固定電話です。こちらの声は相手に問題なく届いていて、こちらが一方的に聞こえていないようでした。サブ回線で使っている方も多いと思いますが、一度は固定電話と試しに通話してみることをおすすめします。

※追記2
新たに来たリフレッシュ品もマシにはなったもののやはり通話の質が悪く、無音状態になることがあるようです。AndroidOS4.2との相性との情報もあるようですし、次に交換した物がどんな問題を抱えた端末が来るかも分からないので、現在の端末で手を打つことにしました。

その他細部
ネットにも無かった事例ですが、simカード周りです。普通はmicroauICカードを挿すとカチッとはまり。もう一度押すと飛び出してきます。
私の端末は差し込んでもカチッとはまらず、単にささっているような状態で、押し込んでも飛び出してきません。バネの機構自体が存在していないようでした。
それが仕様だと思っていた為、ピンセットで抜き差ししていました。

管理人が実際に手にした端末の状態

○ブラック(新品)

 前面上部に薄い擦れ痕
 サイドにも製造時に出来たのか打痕のような擦れキズのようなものが
 前面上部スピーカー穴の一つに接着剤のようなキラキラしたとれない小さなシミ
 裏蓋は多少のズレ有り
 sim周りの不具合
 紫カメラ
 紫カメラを理由にリフレッシュ品と交換することに

○ブラック2世(交換品、リフレッシュ品)

 キズはほとんど無い
 電源ボタンがとにかく押しづらい、クリック感が薄く、出っ張りが少ない
 通話不良
 裏蓋のズレは初代よりも大きかった
 音量を大きくすると、僅かにスピーカーからジジジジというノイズが発生する
 紫カメラ無し
 通話不良を理由にまたまたリフレッシュ品と交換することに

 ○ブラック3世(交換品、リフレッシュ品)

 後ろのHTCロゴ周りに薄い擦れ痕多数
 ボタン周り良好
 軽い通話不良
 裏蓋ズレほとんど無し
 紫カメラ無し
 通話不良と擦れ痕以外あまり不満点がなかったのでこれで手を打つことに。

本当に固体差が極めて激しい端末だと感じました。ほとんどフルメタルボディに起因する不具合のような気がします。それを考えるとiphoneてすげえなあ。

店舗で現物をくまなくチェックしましょう

店舗でチェックすること!!コレに尽きます。通話不良、スピーカー異常以外はほとんどその場でチェックできるはずです。キズの有無はもちろんですが、カメラを起動して裏蓋も外してみましょう。ボタン類のチェックも忘れずに。

不良品を購入してしまったら

店舗で変な物を掴まされてしまうとややこしい事になる可能性があります。ショップによっては「店で現物を確認して承諾して頂きましたよね」なんて強く出られる可能性も有ります。紫カメラやスピーカ、通話不良は普通その場で確認するようなことではないので恐らくは新品交換に応じてもらえそうですが。
店舗やauショップで新品交換が第一優先です。157などに電話してしまうとリフレッシュ品と呼ばれる新古品、再生品との交換か修理対応の2択になってしまいます。一度交換、修理をしてしまうともう新品とはご縁が無くなりますので。


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